
本学の2号館横にある藤棚が満開となり、行き交う学生たちの目を楽しませています。この藤棚には、本学の創立者である太田耕造先生の本学への想いが宿っていることをご存知でしたか?
太田耕造先生が亡くなられたのは昭和56年11月26日。「亜細亜学園と卒業生のために一切の財産を寄贈する」との先生の遺言のもと、当時四谷左門町にあった先生のご邸宅と宅地が学園に遺贈されました。その後、太田先生のご邸宅が売却されることになり、取り壊しという段になった時、当時の庭にあった藤棚が、ご遺族のご好意で本学のキャンパスに移植されることとなったのです。
先生から贈られた財産を基に平成6年に建てられたのが、現在キャンパスの中央にある「太田耕造記念館」です。いまや亜細亜大学の図書館として、またパソコンルームとして、多くの学生が利用しています。記念館1階にある「学園史展示室」には、太田先生の書斎をそのまま再現した部屋もおかれており、本学に身をささげられた先生をしのぶことができます。
移植した当初は1メートルほどだった藤棚も、平成の年月とともに成長を重ね、いまや見事な枝ぶりとなっています。
学内を歩く時、みなさんも足をとめて藤を眺めてみましょう。先生の優しい想いが、しみじみと伝わってくることでしょう。
【写真左:2号館横の見事な藤棚】
【写真右:花に囲まれた太田先生の胸像】