キックボクシングファイター・久保優太君、ムエタイの世界大会へ
弱冠19歳ながら、NJKFフェザー級ランキング1位を飾る久保君。彼のファイターとしての経歴は長いもので、アマチュア時代からの試合も含めるとおよそ50戦の経験があるといいます。
そもそもは小学校2年生のときにお父さんと観戦したテコンドーの試合がきっかけでテコンドー道場に入門、これが彼の格闘家としての第一歩でした。テコンドーの実力も、世界大会に2度出場するまで力をつけましたが、高校1年生で「K-1に出られるような有名選手になりたい!」と、キックボクシングを始めました。
キックボクシングのプロライセンス取得が可能となる17歳になると、高校生チャンピオンを目指してプロへ転向。以降大学1年生の現在まで、10戦10勝5KOと、チャンピオンの座を目指し快進撃を続けています。
プロのキックボクサーでありながら大学生である久保君は、「練習が朝と夕方なので、自由時間のお昼に大学に来ています。将来的にはジムの経営にも興味があるし、友達との時間が楽しいので、両立に関してはぜんぜん苦になりません。友達は試合にも応援にきくれるんですよ」と語ります。
学生生活との両立とはいえ、早朝は12キロのロードワークとサーキットトレーニング1時間、夕方は5キロのジョギングと3時間のジムワークと、ハードな練習量を週6日こなしています。また、試合前は体脂肪を4,5パーセントにまで落とし、体重管理もきっちり。「ずっとやっていることなので、当たり前」と久保君はけろりと言います。プロとアマチュアの試合の違いについては、「プロの対戦相手は(攻撃を受けて)意識がないふらふらな状態でも、立ち上がってあきらめようとしない。だから本当に全力での戦いになります」と表情を引き締めました。
タイのムエタイ世界大会については「こんなに早く大きな世界大会に出られるようになるとは」と久保君。この夏にタイに修行に行った時、タイでも1,2を競う大スタジアム「ラジャナンダムスタジウム」で挑んだ現地ムエタイ選手との2試合で2勝したのが出場のきっかけ。「自分でも驚くくらい、トントン…と順調に来ちゃいました。でも(タイで2勝したことで)今度はもっと強いムエタイ選手と戦えるかも」と久保君は言います。
一般に、判定にもつれこむことが多いというムエタイ試合への挑戦については「打たれずに圧倒的に勝つ、というのが僕の目指すファイトスタイル。今回ももちろんKOを狙います」と力強く語ってくれました。
「僕は小さい頃から格闘一本。この世界で、強くて有名な選手になるのが夢」という久保君が、また一歩、階段をのぼります。
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